理屈じゃなく「感じる」野球!? 〜長嶋茂雄さんから学ぶ、“右脳型アスリート”のチカラ〜

理屈じゃなく「感じる」野球!?
〜長嶋茂雄さんから学ぶ、“右脳型アスリート”のチカラ〜
「なぜ打てたのか?」
「どうやったら足が速くなるのか?」
答えをすぐ“正解”で教えたくなる時代。
でも…長嶋茂雄さんはちょっと違いました。
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理屈より、「感覚」で動く
「バットを“ピシャッ”と振るんだよ」
「空気を“フワッ”と流す感じで走ってごらん」
これ、全部ほんとうの話。
長嶋さんは、数字や理論ではなく、
体で覚える・感じることを何より大切にしていたそうです。
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1日1000回の素振り。「うまくなりたい」気持ちがエネルギー
ただ振るんじゃない。
“自分がかっこよくホームランを打つ姿”を頭に思い描きながら、毎日何百回も繰り返す。
フォームや理論はそのあと。
まずは**「うまくなりたい」「打ちたい」
っていう気持ち**を信じて、やってみる。
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記憶は「映像」で残す天才
「あの時の空の色、まだ覚えてるよ」
長嶋さんは、野球の試合のシーンを絵や音のように覚えていたそうです。
勉強と一緒で、数字で覚える子もいれば、絵や音で覚える子もいる。
スポーツも、「どう感じたか」は立派な“才能”です。
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今の子どもたちへ伝えたいこと
やり方がわからなくても、まずやってみよう
「正しい」より「楽しい」と感じることを信じよう
失敗も成功も、体と心に“感じたこと”は全部宝物!
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親御様へ
長嶋茂雄さんの練習法は、まさに“右脳型”=直感・感性重視でした。
今の時代、「説明できること」ばかりが評価されがちですが、
「感じ取れる力」もスポーツの大きな武器です。
お子さんの「言葉にできない感覚」に、ぜひ耳を傾けてあげてください。
長嶋茂雄さんのご冥福をお祈りいたします。